かりめも - 音楽作る人の雑多ブログ

Waves Online Mastering を使ってみました

作った曲を世の中に送り出すために、最後にすること。Mastering

聴いてくれる人に聞かせたいことがちゃんと伝わるようにするこの作業ですが、実はとんでも無く奥が深かったりします。

それを専門におこなうプロの方々がいらっしゃることでも、まあ想像できますけどね。

もちろん私も頑張って真似しようとしているのですが、世の中そんなに甘くない。いつも壁を身近に感じながら作業しています。。。

Waves Online Masteringとは

さて

その作業を、オンラインで自動的にやってしまおうというものが、今回紹介する「Waves Online Mastering

「受賞歴のあるエンジニアである Piper Payne を開発チームに迎え、30 年以上の処理技術と専門知識を活用しました」ということで、かなり期待大です!

Waves Online Mastering – Try Free Now

Waves Online Mastering – Try Free Now

Create top-quality, release-ready masters in just a few clicks, with the world’s most advanced AI mastering engine.

操作はいたってシンプルです。

設定項目もそれほど多くなく、ほかのマスタリングソフトと比べても「かなり少ない」というか、少なすぎて拍子抜けするくらい。

設定するところ

実際の設定画面がこちら

それでは簡単に説明します。自己流なので、おかしな点は教えていただければ嬉しいです!!

VOLUME MATCH

音量を最適にする。お好みでどうぞ。そもそものレベルがすごく小さいときに役に立ちそうです。

STYLE

  • PRECISE なるべく原音に忠実なモード
  • ORGANIC 各パートが適度に滲んで混ざる感じでしょうか?アナログ時代のテープマスタリングに近い?
  • ELEVATED 逆に各パートを「シャキッ」と立たせたような感じでしょうか

ADD TONE

  • DEPTH これは中低音に倍音を付加するような感じで、広がりと安定感が増したようになります
  • PRESENCE 中高域の倍音が付加されたようになり、広がりと煌びやかさが増したようになります

あくまで私が感じたことなので、人によっては違ったように感じることもあるかと思います。まあ参考程度に。

そのほかにもレファレンスに合わせるようなことも出来るらしいのですが、英語の得意な方、お願いします(泣)

気になる実際の音質

いま使っているOzone10のAIと比較してです。

映画音楽っぽいクラシック系のものでは、Ozoneの方が「派手な」印象が強いです。Wavesの方が、玄人好みな「なるほど!!」という印象。

クラシック系以外では確かめられませんでした、、、(何せプレゼントは1クレジットなので)

ただOzoneはこれをもとに、様々な調整をしていきますので、追い込みたい方や、方向性がきちっとしている(尖っている)方は、さすがにOzoneかなと思います。

気になる料金設定

これは画像見てもらった方が分かりやすいでしょう。

1曲マスタリングしてファイル書き出しまですると、1クレジット必要になります。現在、1クレジットプレゼント中になっています。

一番お得なのは、15クレジットで59.99ドルだと思います。だいたい1万円くらい?

一度に60曲もマスタリングしないし。

相場からすると、ウソみたいな低料金だと思います。いいの?Wavesさん。。。

それこそプロの方に頼むとなると、私たちにとっては、とんでもない金額になること請け合いですから。

まとめ

いずれにしても、非常に画期的なサービスで、特にWavesが始めたということに大きな意味があると感じました。

音質的には(おそらく)渋くて玄人好みだけど、腰が座った安定感が素晴らしいと思いました。

料金設定もとても良心的ですし、一度Waves Online Masteringにお任せしてみるもの悪くないと思います!!

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