オーケストラ系作曲家 Hidano です。
作った曲をSNSにあげるときは、動画形式にするのが基本です。
自分はMacなので、動画を作るときはFinal Cut Pro を愛用していますが、もちろん他の動画編集ソフトも気になってしまいます。
特に無料の「DaVinci Resolve」なんて、とてもプロっぽい印象でカッコよくありませんか?
でも、どうしても他のソフトに移れない、決定的な理由があるんです。
それは
整理整頓が、ものすごく苦手
という超個人的な理由。
実は、Final Cut Pro とその他のソフトでは、ファイル管理が大きく違っているんです。
Final Cut Pro は、素材を自動で1カ所にまとめておいてくれる
実はFinal Cut Pro は、使用した素材を自動で1カ所にまとめておいてくれます。
動画で使いたい素材は、デスクトップとかFinderからドラッグ&ドロップで取り込む事が多いです。
FCPはこのとき自動でコピーして、プロジェクトファイルに内包しておいてくれるんです。
だから動画作ったあとで「この素材ファイル要らないよね」って捨ててしまっても(汗)
プロジェクトファイルにしっかり内包されてるから、後日問題なく作業を続ける事ができます。
これが他のソフトだと
「参照元のファイルが見つかりません。探しますか? Y/N」
みたいなコマンドが出てきて、すごく慌てることになるんです。
「あ、あのとき捨てた、あれですか?」みたいな、ね。
![](https://mclive.jp/wp-content/uploads/2023/09/22564836-1024x768.png)
もちろん制作中から、素材置き場をきちんと決めておけば問題ないんですが、そういうひと手間が苦手でして。
自分がFinal Cut Pro を使い続けている理由って、この部分がとても大きいです。
ファイル管理って、時間もかかるし、結構ストレスなんです。
Final Cut Proも、良いことばかりではない
その代わり欠点もあります。
それはプロジェクトファイルのサイズが、やたら大きくなること。
基本的に、ファイル複製でやっていることなので、ストレージもすぐに圧迫されるかも。
![](https://mclive.jp/wp-content/uploads/2023/09/r-increase-iphone-storage-capacity-0.jpeg)
Macbookといったノートタイプがメインだと、もしかしたら悩むことになるかも知れません。
最初から容量の大きなタイプにするのが正義でしょう(お金の問題が…)。
またFinal Cut Pro は、どちらかというと本格的なプロ向きというわけではなさそうです。
他のソフト(DaVinci Resolveとか、Adobe Premiere Proとか)の方が、機能豊富です。
また、よりこだわりを貫けるみたいな記事を、よく見かけます。
自分の場合は、そんなに凝った編集やらないし、作曲する方に時間を割きたいので、あまり気になりません。
実際にソフトを選ぶ時には「どんな作業に重点を置くか」で決めていけば良いかと思います。
ここ大事っぽいので、もう一度
実際にソフトを選ぶ時には「どんな作業に重点を置くか」で決めていけば良いかと思います。
Final Cut Proは「買い切り」です
サブスク全盛のこの時代に、Final Cut Pro は「買い切りタイプ」を堅持しています。
ずっと長く使う場合は、かかる経費が安くなります。
逆に年に2、3ヶ月しか使わない場合は、サブスクが良いのかも知れません。
まあDaVinci Resolveは無料だったりするんですが(笑)。